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化粧品輸入通関

化粧品輸入通関と物流

輸入化粧品と供給業者が決まり、薬事法上の調査を終えて、 商品の輸入販売が可能となったら、 もし代行業者を使わずに自力で輸入をアレンジする場合、 概ね次のような流れで進みます。

化粧品輸入の流れと通関


相手先信用調査

サンプル品の注文

輸入条件交渉(海外の取引先と条件を交渉します)

取引契約

物流手配(契約条件に基づいて船や飛行機を通関業者などに依頼する)

信用状開設依頼(契約条件に基づいて、取引銀行等で支払いフローに入る)

外航貨物海上保険契約(契約条件に基づいて保険契約を行う)

代金決済(支払い条件による)

船積み書類の受取入手(決済後に銀行か輸出者から書類を受け取る)

入港

通関:必要な書類:「インボイス」、「パッキングリスト」、
  「B/LもしくはAWB」「再保険請求書」に加えて
  「成分分析証明書」が必要になります。
↓ 通関:保税地域(港や空港近くの輸入許可前の貨物の保管が可能な地域)

通関:輸入申告

通関:輸入申告書類審査、現品検査

通関:関税額確定

通関:関税納付

通関:輸入許可書の交付

通関:貨物の引き取り

検品

検査、加工、ラベリング、保管

販売


通関業者は、化粧品輸入代行業者が兼ねていることが多く、
どちらにしても関わることになります。

なお自前で輸入する場合、輸入者として必要な届出については、こちらを参照ください。 →「化粧品輸入に必要な届出」
「化粧品輸入代行業者」に依頼する場合、業者によりますが上記のほとんどを任せることが出来ます。